最後の画像の人は、シャンボル・ミュジニーの人気の蔵元のひとつ“ディジョイア・ロワイエ”のミシェル・ディジョイアさん。昨年11月下旬、過密なスケジュールの合間にジェロボアムに立ち寄ってくれました。比較的新しい蔵で、僕が初めてテイスティングしたのは2002年産からで、それから少しずつですが毎年仕入れ、味わってきました。近年に多い“薄旨系”とよばれるスタイルでも、この村のスーパースター的蔵元のような端正で隙のない雰囲気でもなく・・・
山に実る赤果実の風味が鮮やかに、ちょっとワイルドに香り立ち、しっかりしているけれども強過ぎない絶妙に抽出された色あいや旨みと、伸びやかで美しい酸がちょうど良いバランス。愛らしさと健全さ、メリハリのある果実味が魅力の、これぞシャンボルと言えるワインで、テイスティングする度に僕はディジョイアのスタイルが好きになりました。あまりブルゴーニュを飲んだことがない人にも、その魅力がわかりやすく伝わるような気がします。
今回は、蔵元に残っていたバックヴィンテージ2008年産にサインをして送ってくれた在庫分を抜栓します。1級畑“フレミエ”の樹齢の古いピノ・ノワール種から造られたものです。是非お試しください!
当ホームページでは直前のお知らせになってしまいましたが、9月4日(日曜日)に素晴らしいイベントが、塩屋のグッゲンハイム邸で開かれます。
ワインチャリティTHE神戸
素晴らしい醸造家たちのワインを紹介してくれている輸入業者10社主催によるもので、フランス、イタリアから来日した醸造家も参加します。
2008年に始まり、毎年各地で開かれてきた会ですが、今回の売上の一部は東日本大震災で被害のあった地域への義捐金に充てられます。
あらかじめメールでの予約info@vini-japon.comが必要です。詳しくはこちらのページでご確認ください。
今週末の台風の各地への影響が気になるところですが、それも無事に通り過ぎ、晴天の下、素晴らしいイベントになるようお祈りしています。
ジェロボアムが直接関わってはいないのですが、ワインがお好きな方には面白そうなイベントですので、またちょこっとご案内です。
By the glass KOBE 2010
日 時:4月18日(日曜日)
11:00~17:00
会 場:神戸 北野工房のまち 3階講堂
トアロードを北に徒歩15分くらい
入場料:500円
世界各地の150種のワインをグラス(1杯75ml位の量)で、100円~2000円で楽しめるというイベントです。たくさんのワイン輸入業者さんや、フード関連ではコムシノワ(パン)さん、ランス(チーズ)さん、近藤亭(キッシュ)さんなどが出展されています。
春の暖かな昼下がり、たまには北野のほうに散歩に出かけついでに、ふらりと立ち寄られてはいかがでしょう?
4月3日第1回目の葡萄ボランティアを行いました。
16名の参加があり、晴天の中気持ちよく作業をしました。
今後のスケジュールや、活動ご案内のため、新しくブログを
作りましたので、ご参照ください。
広々とした葡萄畑の中で、ぜひ一緒に作業しましょう!
ジェロボアムのイベントではありませんが、来週月曜日(5日)限りのとても素敵なイベントなので、まだチェックしていなかった方に、こっそりご案内します。
芦屋(六甲道)のメツゲライ クスダさんと和歌山のヴィラ アイーダさん、関西だけでなく全国の美味しいもの好きに大人気の2軒のコラボレーション。詳しくはこちらをご覧ください。
場所はメツゲライ クスダ芦屋店で、午前11時から当日の限定メニューを楽しめるそうです。テイクアウトもできるのでお店の西側にある宮塚公園で桜を眺めながらランチを楽しむ・・なんて、ジェロも月曜日が定休日なので、そんな素敵な想像をしてみました。
そうそう経験できない美味が待っているはず!お時間ができそうな方はぜひ訪ねてみてくださいね!
昨年度も実施しました葡萄栽培ボランティア、2010年もそろそろ活動の時期を迎えました。
神戸市西区にある山口さんの葡萄畑(神戸市西区平野町西戸田)では、神戸ワインの原料となる葡萄の栽培をされています。
その畑で1年を通じて栽培作業に参加し、出来上がったワインを飲むというのも、ワインの楽しみのひとつです。
ぜひ一緒に作業を楽しみませんか!
日程 4月~9月 原則として、毎月第1土曜・第3日曜日を定例実施日とする
・収穫期、人数が集まった時などには不定期開催もあり
・4月は、3日(土曜日)と18日(日曜日)です
募集人数 各回20名まで
作業時間 9時~17時(お昼休憩1時間、途中休憩あり)
集合場所
◆自家用車の方は、直接畑へ集合
・初回自家用車での参加の方は、8時45分にロータリーへお越し下さい
◆電車利用の方は、8時45分に地下鉄西神中央駅タクシー乗り場ロータリー
持ち物 飲み物、昼食、動きやすい靴、汚れても良い服装(着替える場所は有)、タオル、帽子
支給 交通費・昼食代として、毎回2000円の支給あり
・ただし1回目の参加時は、ボランティア保険加入金500円を差し引き、1500円とさせていただきます。
その他注意事項
◆農業体験の会ではありませんのでお子様連れ、お子様のご参加はご遠慮下さい。
◆体力的にきつい作業になりますので、体調管理はご自身でお願いいたします。
◆雨天時の連絡は、当日午前7時までに携帯電話のメールにご連絡致します。
お申し込み・お問い合わせ他
・ボランティア内容、随時ご案内は、こちらの『ドメーヌやまぐち 葡萄の会』にて、ご覧いたします。
・ご不明な点、ご質問があれば、ジェロボアム、もしくはmiho@relais-campagne.comまでご連絡いただけますようお願いします。
・お申し込み・お問い合わせはジェロボアムまで、参加可能日、お名前、携帯番号、携帯アドレス、交通手段(車か電車か)をご連絡ください。
折り返し、世話役より確認メールをお送りいたします。
受け入れ人数がオーバーした際は、次回のご案内となります。ご了承くださいませ。
◆葡萄園担当者:山口克文
◆世話役:安藤美保
年間作業内容(予定)
4月 つる払い
ワイヤーに絡んで残っている昨年度の蔓を取り除く作業。
これをしっかりやらないと、ここに雨が溜まって、そこから落ちた水滴からカビや病気が発生する可能性があります。
5月 芽かき
どんどん出てくる新芽を適切な位置のものを残して、ぽきっと折って行く作業。
芽かきは、樹勢をコントロールをし、より質の高い果実を得るために必要な作業です。
6月 誘引作業
勢いよく伸びた枝を大きなホッチキスのような道具を使って、ワイヤーに固定していく作業。
風通しよく、まんべんなく葉が太陽の光を受けられるように整理します。前段階の作業の“芽かき”が、
適切に、しっかりできていない樹は、枝が密集したり、へんな方向から伸びてきたりして、大変です。
すべての作業はつながっているのです。
7月 剪定作業
葡萄の果実に栄養を集中させるために、どんどん伸びてくる枝を切ります。
8月 収穫作業
早く熟す白ワイン用品種から、収穫します。一房一房、はさみで切っていきます。
9月~10月 収穫作業
赤ワイン用品種の収穫で、作業はこれで、ひと段落します。
11月 新酒の完成
ニューヨークで働いていた頃に作っていたレシピでホット・ワインを久しぶりに作りました。
赤ワインにスパイス4種とレモン果汁、蜂蜜などを加えていますが、風邪に効いたというお客様もいらっしゃいました。元町近くにいらしたら・・またお勤め帰りに、ホット・ワインで温まっていってくださいね~。(イベントではないですが、このコーナーに書きました)
1月24日(日曜日)にすごく面白そうなイベントが開かれます。自然派ワインに力を入れている6社の輸入業者さん合同による催しで、一昨年にも同名のイベントが神戸・塩屋で開かれましたが今年の会場は京都。詳細はこちらでご覧ください。
僕は残念ながら日曜日のイベントなので、ジェロボアムを休んで・・というわけにもいかず、行きたい気持ち満々でも諦めていますが、ボヮ・ルカの新井順子さん、ル・カノンの大岡弘武さん、ボージョレーのラピエールさん、シュヴェルニーのテシェさん、シチリアのコーネリッセンさんにも会える貴重な機会ですので、ご予定がない方は是非行ってみてください!
2010年になりました。お正月は皆様ゆっくり過ごされていますか?
ジェロボアムは今月で開店して8年目になります。個人的なことですが大厄の年が明けることもあって、これまで出来なかったことや修正すべきこと、いくつか積極的に取り組みたいと思うことがあります。そのうちのひとつがジェロボアムのイベントいくつかをシリーズ化して定例開催することです。試飲販売会形式の“Club Jero”は2月以降の毎月第3土曜日に、そして奇数月の日曜日(何週目かは未定)に季節の特別イベントを行います。その第1回が今月10日の“芋煮会”というイベントで、前記事でお知らせしています。もう来週のこととなっていますが、ふーふー温かい芋煮と食べながらワインを楽しむにぎやかな会になりそうです。えべっさんにお出かけ前のお客様にもお越し頂けたらと思います。
また今年から“Share Rare Wineの会”と名づけたイベントを始めます。入手が難しいワイン、話題性のある旬なワイン、普段飲むにはちょっと高価だけど気になるワインなどをグラス・ワインとして楽しんで頂く会で、月に1回~3回とする予定です。
各イベントの詳細は店頭とホームページ上でご案内致します。(メールでの情報配信“ジェロボアム通信”は現在行っていません)
イベント盛りだくさんのジェロボアムを今年も宜しくお願い致します。
今週末に予定していたクラブ・ジェロ“日本のワイン”特集ですが、都合により延期させて頂き、2009年の第一回として開かせて頂くことにしました。具体的な日程等については後日、このページでご案内させて頂きます。すでに週末の予定としてお考えだったお客様には申し訳ありませんが、また宜しくお願い致しします。