第3回Share Rare Wineの会は、クスダ・ワインズの新着ヴィンテージをご用意させて頂く予定でしたが、船の入港日と出庫可能日の予定を誤っていました。新着ヴィンテージを楽しみにされて、会のご予約を頂いていたお客様、本当に申し訳ありません。
・・で、当日のワインの内容を変更して予定通りSRWの会は行わせて頂くことになりました。
DRY RIVER GEWURZTRAMINER 2008 (glass:\1000)
DRY RIVER PINOT NOIR 2006 (glass:\1500)
KUSUDA WINES PINOT NOIR 2007 (glass:\1300)
昨年6月に入荷したものの、割り当て24本で店頭に並べることもできなかった楠田さんの2007年産を抜栓します。霜害と受粉不良で困難だった年ですが夏季に入り気候は好転したため、収量は少ないものの質の高いワインとなっています。苔桃やラズベリー・ジャムのような香りのほか、楠田さんのワインすべてに共通するお香のような“東洋的な色気”のある香りが合わさって、もうそれだけでヘロヘロになりました。
ドライ・リヴァーは楠田さんと同じ北島マーティンボローの屈指のワイナリーで、本国でも入手困難。当店には6本ずつ割り当てがありましたが、レア過ぎて抜栓する機会がなく、今回が初お披露目となります。
以上の3アイテムを28日はご用意させて頂き、楠田さんの新ヴィンテージの会は勝手ながら3月21日(日)に延期となります。今回はご迷惑をお掛けしましたが、また今後とも宜しくお願いします。
(今回先にご予約を頂いているお客様で、定員は一杯となっています)
第3回となるShare Rare Wineの会は、ニュージーランドのKUSUDA WINESの新着ワインをお楽しみ頂きます。
北島のマーティンボロで世界最高クラスのワインを醸している楠田浩之さんのファースト・ヴィンテージ2002年産から取り扱わせて頂いていますが、“知る人ぞ知る名酒、縁あった人のひそやかな楽しみ”だった楠田さんのワインは年々広く知れ渡るようになり、今では世界中のエキスパートや愛好家が探し求めるものとなっています。気候条件によって生産量が極端に下がる年もあるので、日本での20軒に満たない取り扱い店でも数量割り当てということも多く店頭に並べることが難しくなってきました。
そんな楠田さんが手掛けた2種のワインが今週届きます。ひとつはリースリング2009年。ドイツのガイゼンハイム大学で醸造を学んだ楠田さんが醸すリースリングですから!“シュペートレーゼ・ハルプトロッケン”しっかりした酒質をもちながら少し甘めで親しみやすい・・という感じだと思いますが、KUSUDA初の白ワインすごく楽しみです。もうひとつはピノ・ノワール2008年。KUSUDA WINESの看板ともいえる赤ワインで、ブルゴーニュの銘醸物にも引けを取らない強い個性をもつ名品。質・量ともに高水準となった2008年が待望の到着です。
(この会は定員一杯になりました)
今週末のクラブ・ジェロ(試飲会)のワインをご案内します。
テーマは”和食に合わせるワイン”。以下の11種類です。
①アンペリデ “アルマンスB”(ロワール/発泡性白・辛口)
②シュマン・デ・レーヴ アブラカダブラ(南仏/ロゼ・辛口)
③スーリエ ブラン(南仏/白・辛口)
④シュピールマン エデルツヴィッカー(アルザス/白・やや辛口)
⑤ラゲール Le20 ブラン(南仏/白・辛口)
⑥アンセストラ “コホカ”(ボージョレー/赤・ミディアム)
⑦デ・トゥール ヴォークリューズ(ローヌ/赤・ミディアム)
⑧ダール&リボ “セ・ル・プランタン”(ローヌ/赤・ミディアム)
⑨メゾン・ブリュレ エレブ(ロワール/赤・ミディアム)
⑩ルネ・モス ムーサムーセット(ロワール/発泡性ロゼ・やや甘口)
⑪シュレール ピノ・ノワール L NO12 (アルザス/赤・ミディアム)
口当たりがよく親しみやすい、普段の食事と相性が良いもの・・ということで、フランス産BIOワインを選んでみました。
中には見ただけでは想像できないような(?)おもしろアイテムもあります。ラベルも可愛いものが多いので、きっとワインをもっと身近に感じられると思います。お楽しみに!!(⑪のみ別途500円となります)
ご案内記事を誤って消してしまいました!力説だったのに残念・・。(2/15)
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『ヴィンテージ・ポートとチョコレート』の会を昨日行いました。
まず、近年注目が集まりつつあるポートワインと同じドゥロ河流域で造られた辛口赤ワインNiepoort ETO-CARTAをお飲み頂きました。
そして、会のメインWarre’s Vintage Port 1977年。他の銘醸地では雨量が多いなど困難な年でしたが、ポートワインに関しては過去最高とされる偉大な年で、オークションで高値で取引されているレア・ワインです。
早めに抜栓して、30年を超える瓶熟成の間に底に沈んだ多量のオリを残し慎重にデキャンタージュ。状態良好で熟成した上品な甘みと細やかなタンニンが完璧なバランス。大当り年のポートは50年かけて熟成するといわれますが、このワインはすでに最高の飲み頃に入っていました。
そして、おまけに・・とお飲み頂いたのは、LUSTAU East India Solera 。ポートと同じ酒精強化ワインに分類されるヘレスの名門ルスタウ社の甘口シェリーで、1968年から続くソレラ・システムで熟成されたオロロソに甘美なペドロ・ヒメネス種から造られたワインをブレンドしたもの。ラムレーズンのような芳醇な香りと甘いだけでない複雑な味わいでオレンジ・ピールのチョコレートにピッタリでした。そしてもうひとつ、チョコレートに合うお酒として蒸留酒コニャックGordon&MacPhail 1968年を。スコットランドの有名な酒商が買い付け独自に熟成、1999年に瓶詰めした31年物。酒精度の高いお酒ですが長期熟成の素晴らしい妙味が味わえました。
チョコレートは神戸トア・ウエストの人気店“ピエール・ブランシュ”の白岩さんによるアニス入りのガナッシュとオレンジピール入りのビターチョコレート。それと、うちの奥さんが焼いた上記1968年のコニャックと黒胡椒を加えたガトー・ショコラ。それと軽い塩味でポートの味わいを引き立てるブルーチーズを添えさせて頂きました。
最後には、まだ余裕のあった方に当店のオリジナル・レシピのホット・ワインもお飲み頂いて締めくくり。なんとも大人な雰囲気の、ほろ苦スイートなイベントになりました。
*まだ2回目ですがSRWの会はこんな感じで、採算とれてない会ですが今後も続けます。こんな機会に是非美味を見つけてください。
ニューヨークで働いていた頃に作っていたレシピでホット・ワインを久しぶりに作りました。
赤ワインにスパイス4種とレモン果汁、蜂蜜などを加えていますが、風邪に効いたというお客様もいらっしゃいました。元町近くにいらしたら・・またお勤め帰りに、ホット・ワインで温まっていってくださいね~。(イベントではないですが、このコーナーに書きました)
2月20日(土)はクラブ・ジェロの日。ほとんど1年ぶりとなった当店の試飲販売会です。
今回のテーマは“和食に合わせるワイン”。
お客様からいただく言葉から、他のお酒は普通に楽しんでいるのにワインに慣れられないという方がまだまだ多いと毎日感じています。
国産でまかなえるお酒と比べると輸入品の割合が高いワインは比較的価格が高めだから・・とか、コルクを抜くのが面倒で・・とか、種類が多すぎるしどれがどんな味なのかわかりにくい、そんな理由もありますよね。それから先日は、ワインに合いそうな献立の時は飲むけど、普通ゴハンの時は・・とおっしゃるお客様もいました。
でも・・和食とワインは実は合わせやすいんです。いかにも合いそうな料理をわざわざ用意する必要はないし、お鍋でも、お刺身でも、煮物でも、普段の晩ご飯のお供にワインをお気軽に楽しんでほしいと思います。
今回は10種を揃える予定ですが、なにか共通点があるとまた試飲の意義も増すので、様々に分けられるカテゴリーのなかから、BIOワイン(有機栽培による葡萄を天然酵母で発酵させた素朴な味わいのワイン)に絞ってみたいと思います。
ラインナップは近々お知らせします。クラブ・ジェロはご予約制ですので、お早めのご連絡をお願いします。
***以下、クラブ・ジェロの企画内容です***
①主旨:試飲して気に入って頂けたものをご注文頂く会です。
(セミナー形式、パーティー形式の会ではありません)
②開催:毎月1回、第3土曜日。13時~16時までジェロボアム店内で。
③参加:予約制です。店頭とHP等でのお知らせ以降の20名様まで受付。
④費用:お1人様500~1000円です。(特別試飲ワインは別途の場合あり)