今年から空輸便の新酒の取扱いをやめることにしましたが、ワイン屋として伝えるべきことは伝えたいという気持ちも強く、考えた末に納得して決めた今年のワインリストです。発売時期が異なりますのでご予約を頂ける際には、ご確認をお願いします。(税込価格です)
★収穫時期が早く、船便でも11月に間に合ってしまう南仏産!
①カザル・ヴィエル VdP オード ¥1400 (11月上旬)
取扱い始めて今年で10年目だと思いますが、ここはまさに定番。サンシニアン村の完熟シラー種を用いて仕込む新酒でフルーティーながらしっかりしたコクのある味わいは毎年リピーター多数。
②ラ・グランド・コリーヌ 白 ¥2300 (11月中旬)
ローヌで活躍する自然派醸造家、大岡弘武さんがシャルドネ種とヴィオニエ種を混醸。まだ発酵中?という感じの生々しい葡萄酒が無濾過で届きます。炭酸入りの乳酸飲料を思わせる味わいです。
③ラ・グランド・コリーヌ 赤 ¥2300 (11月中旬)
上記に同じく大岡さん作。今年はメルロ種、ガメイ種をブレンドするそうです。ここ数年ローヌ北部ではメルローを植える栽培家が多く、ちょっとした流行なのでしょうか。かなり楽しみな1本。
★空輸便をやめようとも炭酸浸漬醸造したガメイ種の美味しさは代え難いもの。やはりヌーヴォーの代名詞ボージョレー産はタイプが異なる2種を自信を持ってお薦めします。
④クロ・ド・ロマネシュ“ヴィラージュ” ¥要確認 (12月中旬)
“マキコレ”で選ばれているムーラン・ナ・ヴァンの名手ジャン・モルテ氏が厳選して買い付けたガメイ種で醸す新酒です。華やかなアロマと、淡いけれども豊かな旨みをもつ新酒のお手本。
⑤シャサーニュ “ヴィラージュ” ¥1800 (12月中旬)
ボージョレーでも濃厚な味のものが・・という方にお薦めです。特に今年はボージョレー地区でも素晴らしい収穫が得られたようなのでどのくらい濃厚になっているのか楽しみです。
★イタリアの新酒“ノヴェッロ”も今年から船便のみで、ほとんど現地価格です!
⑥グレヴェペーザ “サンジョヴェーゼ” ¥1300 (11月下旬)
トスカーナ州、キャンティ・クラッシコの蔵元が仕込む新酒です。少し酸味を含んだ軽やかでスッキリした味わいで、余韻にはサクランボや熟した木苺の香りがあります。