生産者:ピエール&カトリーヌ・ブルトン
    生産地:ヴーヴレー(フランス/ロワール地方)
    DSCN1189白い花やレモンのような爽やかな香り。
    口に含むとピチピチしたフレッシュなぶどう果汁。味を色で例えると黄色に近いきみどり色のような印象。ひと口目から「おいし~ッ!」とちょっとテンションがあがります。
    その後もじ~んわりとパイナップルのようなトロピカルで甘くほろ苦い幸せなひと時が続きます。甘ったるく感じないのは、ちょうどいい酸のお陰なのが後でわかります。最後に少しだけ優しい酵母の余韻。
    なかなか現実的ではないですが、オマール海老がゴツゴツ入っているサラダなんかあったらサイコーだな・・・と妄想しつつ、独り幸せな気分に浸ってしまいました。
    ラベルもおもしろく、マッチョな人もこれを飲むとじわじわと体にワインがしみわたってゆる~くなってしまうかも、というイメージでしょうか?!
    ロワールの自然派夫婦が、石灰土壌の畑に植えられたシュナン・ブラン種を充分な熟度の上昇を待って手摘み。低温で自然発酵して醸したフルーティーなやや甘口の白ワインです。同生産者の造るブルグイユ(赤ワイン)もとてもきれいでピュアなカベルネ・フランでした。 (記事:市村)
    (ジェロボアム価格¥2700)