今年取り扱いのボージョレー・ヌーヴォーのうちクロ・ド・ロマネシュの入荷が遅れることになりました。
フランス産のたいていのワインは南仏の港から出されるのですが、ストライキで出荷が遅れて、船便のボージョレー・ヌーヴォーの当初の到着予定だった12月20日頃に間に合わず、年明けになってしまうと輸入業者さんから連絡がありました。
エコロジーの観点から空輸便を取り扱わず船便を選んでいますが、「さすがに年が明けるとなぁ・・」というお客様もいらっしゃるかと思います。その気持ちもよくわかります。いたし方ないことですが・・すみません。ご予約を頂いているお客様には、キャンセルもお受けしています。
でも、群馬県桐生市のかない屋さんの取り扱いワイン“マキコレ”のレベルの高さはワイン好きなら誰もが認める事実で、そのコレクションのひとつ、ボージョレーの職人ジャン・モルテ氏のワインと、息子ジャン・ピエールさんが醸すクロ・ド・ロマネシュは、異常気象で難しい作柄となった今年も、極めてピュアで心に染みる美味しさ。年を越えてしまおうと、待った甲斐があったと感じて頂けるに違いありません。
暑苦しい夏と重苦しい事件が印象に残った2010年を思い、そして新たな希望に満ちた2011年を迎えるのに、ふさわしいワインになるはずです。
もう少しお待たせして申し訳ありませんが・・それまでは年末を盛り上げるスパークリング・ワインで乾杯を!